
鉄骨の一本一本に、
現場の安全を預けるために
重機の重さ、掘削の深さ、撤去の順序。
そのすべてを踏まえて、鉄骨を組み上げます。
ワイズテック株式会社は、山留工事、仮設桟橋・作業構台工事、クレーン作業各種、仮設撤去工事を手がけています。いずれも、建物や構造物本体の工事を進めるあいだだけ設け、役目を終えれば撤去する仮設の鉄骨を扱う仕事です。
掘削した地盤を支える山留の鉄骨と、掘削する範囲の上に組む構台は、互いの配置が関わり合います。土の圧力を受け止める梁をどこに通すかで、構台の柱を立てられる位置が変わるためです。山留と構台をまとめてお任せいただければ、両者の配置を一体で検討し、撤去の順序まで見通した組み方をご提案できます。
鉄道や橋梁などのインフラ、エネルギー関連の設備、主要都市の商業施設など、安全と品質に厳しい基準が設けられた現場で、仮設の組み立てと撤去を担っています。
愛知・岐阜・三重の東海三県を中心に、近隣の各県からのご相談も承っています。
山留工事
地下の拡張を、鉄骨で支え、守る

掘削した地盤の側面を鉄骨で支え、地下の工事を進めるための空間を保ちます。ビルの地下階や駅の地下部分、橋脚の基礎など、地面の下に構造物を築く工事の多くは、この山留から始まります。
掘削は数段に分けて進み、山留の壁を内側から支える鉄骨(支保工)も、その深さに応じて一段ずつ架け足していきます。掘削と鉄骨の据え付けは交互に続くため、架設にかかる日数がそのまま地下工事の日程に加わります。段ごとに使う部材と搬入の順序をあらかじめ割り出し、次の段に架ける鉄骨を前もって現場に揃えておくことで、掘り下げが終われば、すぐに架設へ移れます。
地下の躯体ができあがるまでの期間、山留の鉄骨は土の圧力を受け続けます。その間に掘削の深さや工程が変われば、支保工の位置と段数を見直し、支える力を保ったまま組み替えます。

切梁・腹起しの架設
山留の壁に沿って水平に腹起しを通し、向かい合う腹起しの間に切梁を渡して、両側から押してくる土の力を突っ張って支えます。隅には火打ちと呼ばれる斜めの部材を入れ、角に集まる力を両側の腹起しへ流します。

建物や道路に近接する現場の山留
掘削のすぐそばに建物や道路がある現場では、山留のわずかな変形も周囲の地盤に伝わります。そのため、掘り下げた段には間を置かずに支保工を架け、土が動き出す前に支える状態をつくります。

地下躯体の構築に伴う切梁の盛替え
地下の躯体を下から築いていく途中では、切梁が躯体の工事の妨げになる段が出てきます。その段では、必要な強さに達した躯体の床や壁に土の圧力を受け持たせる形へ支え方を移したうえで、切梁を外します。土を支える力を途切れさせずに、躯体の工事が進む空間を空けていきます。
その他、関連各種施工にご対応いたします。
お気軽にご相談ください。
仮設桟橋・作業構台工事
重機も資材も受け止める、鉄製の地面

大型クレーンや工事車両を載せて作業するための仮設の床を、鉄骨の柱と梁で組み上げます。
構台の上では、重機の作業、資材の仮置き、車両の通行が同時に進みます。重機を据えられる場所や車両の通り道は、構台の広さと、重い荷を受けられる柱の位置によって制限されます。そこで、重機の機種と作業の範囲、資材の搬入の流れを前提に、作業・仮置き・通行が同時に成り立つ柱と梁の配置を割り出します。
重機の入れ替えや作業範囲の変更にともなって構台の配置・形状を変える際は、作業を止める時間を最短に抑えられる手順で柱と梁を組み足します。

建築工事の作業構台
ビルの地下を掘削する工事では、掘削する範囲の上に、先に構台を組み、その上から重機が土を搬出し、資材を吊り込みます。敷地に余裕のない都市部の現場では特に、地上の作業場の代わりも構台が担い、地下の掘削と資材の荷さばきを並行して進められます。

大型クレーンを据える構台
構台の上で大型クレーンが吊り作業を行うと、車体を支える数本のアウトリガーが接地する位置に重さが集中します。そこで、クレーンの機種と位置に合わせて、真下に梁を通します。集中する重さを梁で受け止めるため、掘削した空間の上に据えたクレーンでも、資材や鉄骨の吊り込みを安全に進められます。

覆工板の敷設
構台の床には、覆工板と呼ばれる鋼製の板を梁の上に敷き並べ、重機や工事車両が走れる面をつくります。覆工板は一枚ずつ外せるため、工程に合わせて床の一部を開け、そこから地下との間で土や資材を出し入れできます。
その他、関連各種施工にご対応いたします。
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クレーン作業各種・仮設撤去工事
組上よりさらにシビアな、撤去の工程

クレーンを使った重量鉄骨の吊り込みと据え付け、杭打ち、役目を終えた仮設の撤去を行います。
撤去の時点では、周りにすでに本体の構造物が立ち上がっています。クレーンを据えられる位置も、鉄骨を吊り出す経路も、組み立てのときより限られます。その条件のもとで外せるよう、吊り出し方と順序は組み立ての段階から計画しておきます。
組み立てと撤去を同じ会社が担うため、当然どの鉄骨がどのような力を受けているかを把握しています。計画と手順の検証や、柔軟な即時対応などを円滑に行えます。
撤去の段取りを前もって固めておけるので、工事が次の段階へ移る時期に合わせて、スムーズに現場を引き渡せます。

重量鉄骨の吊り込み・据え付け
山留の支保工や構台の柱・梁など、重量のある鉄骨をクレーンで吊り上げ、所定の位置に据え付けます。クレーンを設置する場所は、吊り荷の重さと、鉄骨を納める位置までの距離をもとに割り出します。

杭打ち
構台の柱を支える鋼製の杭を、柱を立てる位置ごとに地盤へ打ち込みます。杭は、構台の上で動く重機や資材の重さを受け止め、地盤へ伝える部分です。地盤の硬さや構台に載る重さに応じた深さまで打ち込み、その上に柱と梁を組み上げていきます。

仮設の段階的な撤去
躯体ができあがった範囲から、構台や山留の鉄骨を順に外していきます。区画ごとに外していき、本体の工事と並行して撤去を進めます。外した鉄骨は随時搬出し、本体工事の作業場所を確保します。
その他、関連各種施工にご対応いたします。
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